学会概要
日本スポーツマネジメント学会(Japanese Association for Sport Management)は、スポーツマネジメントの学術的研究を統括する学会組織として、設立されることになりました。
本学会の特徴は、国内のスポーツマネジメントに関する教育・研究の諸問題に取り組むだけでなく、アジア・スポーツマネジメント学会(AASM)、北米スポーツマネジメント学会(NASSM)、 ヨーロッパスポーツマネジメント学会(EASM)、そしてオーストラリア・ニュージーランド・スポーツマネジメント学会(SMAANZ)といった海外の学会組織との連携を視野に入れた活動を展開するという点にあります。
スポーツマネジメントの教育・研究に関する学際的研究に対する需要は世界的に高まっており、広い視野に立った専門家集団の組織化が急務とされるようになりました。
本学会のコンセプトは、「学術(Academic)」「学部生・院生(Student)」「ビジネス(Business)」(下図参照)の三者が連携・協力することで、この分野の発展を目指すところにあります。すなわち、「A to S」「S to B」「A to B」の双方がメリットを享受しながらわが国のスポーツマネジメント界の発展に貢献します。
さらには、「A to A」「S to S」「B to B」の関係においても、交流促進の機会を提供することでスポーツマネジメント界のさらなる飛躍を目指します。
日本スポーツマネジメント学会は、2010年に日本学術会議の協力学術研究団体として指定されました。
■研究・実践分野 (1) スポーツマーケティング(スポンサーシップ、消費者行動など) (2) マネジメント・リーダーシップ(組織、GM、ボランティアなど) (3) スポーツ政策 (4) ファイナンス&エコノミクス (5) ファシリティマネジメント(PFI、指定管理者制度など) (6) 教育(カリキュラム、人材育成、インターンシップなど) (7) スポーツツーリズム (8) スポーツ法学 (9) スポーツコミュニケーション(メディア、ジャーナリズム、広報など) (10)その他 |